budousanのブログ

つれづれなるままに気ままに、たまに更新します。

田能遺跡に行ったよ

ブラウザがfirefoxですと、最近フリーズが多く、

クロムを試しにメインで使ってみることにしています。

長年、IEに慣れ親しんだ私としては、クロムはブックマークを

左に固定して使うことができないですので、

軽いブラウザですが使っていませんでした。

firefoxは、画面の左側にブックマークの固定が可能です)

今もブックマークの固定はクロムではできませんが、仕方ないです( ;∀;)

 

昨日は、国指定史跡の田能遺跡に行ってきました。

ここは、伊丹空港の近い場所にある、弥生時代の遺跡のある施設です。

昔から私には馴染みがありますが、

土器に興味を持ってから行くのは、初めてです(^^♪

こじんまりとした敷地に、ギュッと遺跡がつまったこぶりな場所です。

(山椒は小粒でもぴりりと辛い(・・?))

このあたりを知らない方が行くには難しく、バスか乗り物で行くしかなく

(駅が少し遠い)立地の点で損をしているなあと思います。

ここは、外には、高床倉庫と竪穴住居等の建物と弥生人のお墓の跡が多くあります。

今はちょうど、高床倉庫の柱が白蟻にやられて傾き、藁が棟から外れている印象でした。

鉄の棒を組んで、応急処置されていて近づくことができず、

ある意味珍しい光景でした( 一一)

資料館の建物の中には、土器類が展示されています。

(土器でなく墓がメインのような…これが凄みがあるんですよね…)

ここの価値の高いお宝は、大量の管玉・剣の鋳型の石・白銅の釧(腕輪のようなもの)

みたいです。3つとも県指定文化財になります。

職員の方の説明をたくさん聴けて、楽しかったです。

中でも釧の説明は、素晴らしかった。感動した!!(誰?)

逆に説明を聴かなければ、初心者の私では釧(腕輪)を全くスルーしてしまいます…

比較的小さい建物ですが、遺物は結構見応えがあります。

肝心の土器ですが、ここは、縄文ではなく、弥生ですので私の目当てと違いますが

弥生土器も、見ていて、そして職員さんのご説明を聴いて好きになりました!

(なんでも良いんか(^_-)-☆)

弥生時代の国内の文物の流行りの伝播と海外(中国等)との交易は、この田能の地にも

影響があることは面白いです。

弥生人は青銅の材料を海外からも取り寄せていたみたいです。

その材料が、田能にももたらされたらしいです。

弥生土器は、中期に形・模様ともに隆盛期にいたり、そのあと後期になるにつれて

実用性が重視されて装飾がなくなっていくみたいです。

中期の弥生の模様をみましたが、波と直線の模様は美しく、ほしくなります( ;∀;)

他に、磨きを丁寧にした土器の輝きや、綾杉文の土器も素晴らしかったです!

この遺跡を守った、当時の武庫女の教授とその女学生達に敬意を表します。

また行きたいですね(^^)/

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