budousanのブログ

つれづれなるままに気ままに、たまに更新します。

穴のある弥生土器の壺

最後に手に入れた、弥生土器?の小型のツボが届きました。

写真上では口縁の損傷や白い汚れ(カビ?)が多くあり

しかも横っ腹に15ミリほどの丸い穴があいています。

ですが、櫛描文がきれいに出ている部分があるのに惚れて買いました。

実物の壺は、まず自立がほぼしませんでした。

底の大きめの傷の凹みに乗せて、卵みたいに頑張ればやや傾いて立ちます…

色は灰褐色で、須恵器のような色です。

口縁の内側に綾杉文が薄いですが、確認できました。

凹線文もしっかりありますので、模様は個人的には素晴らしいと思います。

匂いはなにか、壺の中から鳥の糞の乾燥したような

アンモニア臭さが、わずかにしました( ;∀;)

問題は、横っ腹の丸い穴ですが、調べると、穴を開けることによって

この世とあの世を区別するため(この世で使わない証)という説がありました。

折角の壺に穴を開けてしまうなんてもったいないと思いますが、埋葬品であれば

それもあるのかなと思いました( 一一)

アルコールで消毒したい気持ちでしたが(最近消毒が癖になっている…)

溶けたら悲惨ですので、土器にはやめておきます(^_-)-☆

もう新たなものは当分買わず、今ある土器を観察し続けていこうと思います(#^^#)

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