仁徳天皇陵等有名な古墳も素晴らしいですが
人知れず(・・?佇む小さな古墳も味わいがありますよね。
少しそんな所を、軽く経巡ってきたときの写真です。
兵庫県に塚口古墳群というものがあり、それに属する古墳をまわってきました。
一つ目は、御園古墳です。現在は墓地になっています。
今の墓地全体が古墳でして、少し土が盛り上がっているのが古墳っぽかったです。
その中ほどに古墳時代の石棺がありますよ。
立派な石棺ですね(^^♪
蓋石に縄かけ突起というものがあり、写真でも確認できます。
御園古墳の看板
御園古墳の近くの有料駐車場がある所のすぐ横にも別の石棺があります。
岡院の石棺といいます。
コンクリートで固められて、逆さまになっています。
どういう理由でそうなったのかわかりませんが
底部分が見れて逆に珍しいですね( 一一)
御園古墳から少し離れたところに
塚口古墳群のひとつの大塚山古墳の跡地の公園があります。
大塚山古墳の2分の一縮小の復元古墳が、大塚山公園の中にあります。
大塚山古墳の説明がされている看板です。
そしてこの大塚山古墳の南にちょっと行った所に南清水古墳があります。
ここ南清水古墳は現在、南清水須佐男神社になっています。
看板です
境内の草木にとかげさんがおりました。
かわいい(*^^*)
そして小さな古墳巡りのラストが御願塚古墳です。
御願塚古墳は南神社になっています。
この古墳は一時、孝徳天皇の陵墓と言われたこともあったようです。
この古墳は帆立貝式古墳です。南清水古墳もこの形態のようです。
境内から地上の景色
古墳の説明です。
古墳から濠を望む
濠に噴水あり
濠にカモあり( 一一)
以上塚口古墳群を見てきました。都会の中の古墳群でして
この古墳群のひとつの池田山古墳も昭和初期まで存在していましたが
今はありません。
このあたりに20余基の古墳群が100年前位には存在していたみたいです(◎_◎;)
今は、残り少なくなってしまいましたが、
残りの塚口古墳群が末永く残っていくことを願っていますよ('◇')ゞ